基本の看護師の行動計画の書き方

看護師の仕事はとても忙しく、1人が何人もの患者を担当することがあるため、1日の行動計画をきちんと立ててワークシートに記入するようにしています。看護師の中にはワークシートの書き方がよくわからないとか、どう活かせばいいかわからないという人もいて、うまく機能していないところもあります。ワークシートを作ることで1日の業務が見え、何を優先させたら良いかとか、抜けや漏れを予防することができます。ワークシートの作り方の流れを覚えれば、誰でも簡単に作れます。

まず、フォーマットを用意します。時間ごとに区切って業務を記入するものや午前と午後に分けて業務を記入するもの、業務の種類ごとに分けて予定を立てるものなど様々ありますが、自分が使いやすいものを選びます。ただし、どのフォーマットにも患者氏名、業務内容、時間の3つが入っていることが条件です。次に時間指定のある処置を記入します。目立つようにマーカー等で強調し、忘れることがないようにしましょう。そして次は時間に余裕のある処置を記入します。○時から○時の間に血圧測定というような感じです。そうすると、スケジュールの間にスキマがあることがわかります。そこに勤務時間内にやればいい業務を入れていくようにします。もし、タイミングが重なっている業務が見つかれば、対応する順番を決めておきます。時間指定だけでなく、患者さんの状態(重症度など)によって決めることが大切です。業務が終わったらチェックを入れることで、ミスも防げます。

〓行動計画について悩んでいる看護師の方には(もう二度と悩まない行動計画の立て方)もおすすめです〓